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2023.3.15

Runner’s voice★道がある限り、ウルトラマラソンを走る

4大会走破を果たした「ウルトラマエストロ」、その最初の認定ランナーである徳弘翔太さん(認定No.1)から寄稿いただきました。
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こんにちは。ウルトラマエストロの徳弘翔太です!
当時は23歳でしたが、まさかウルトラマエストロのNo.1をいただけるとは思っておらず、驚きや嬉しさと同時に背筋の伸びる思いでした。ただひたむきにウルトラレースが大好きな私ですが、まだまだマラソン歴が浅く、表彰台なんて夢のまた夢であるのにこのような形で認定され、身に余る光栄です。
また、記念品でいただいたザムストさんの特製バッグは、雨や風に強く、たっぷり収納できて、いまも遠征には欠かせない相棒になっています。

ウルトラマエストロ 認定No.1
徳弘翔太さん

さて、4大会を完走した感想ですが…控えめに言って「全て最高!」でした。
この場で各大会の感想を述べてしまうと、広辞苑に劣らない文字量になるため割愛します。走ったら良さが分かるので、とにかく4大会走ってください。
旅費を含むとお金はかかりますが、4大会出場の経験は素晴らしいものです。断言できます。4大会走ってください! ウルトラマエストロからのお願いです。

それから、最近の私自身について書きます。

コロナが流行る前は、年に30ほどマラソンに出ており、私にとってマラソンは人生でした。
そんな中、2020年にコロナが感染拡大して、エントリーしていたマラソンは全て中止になり、マラソンが人生だった私は活力を失いました。
先の見えないコロナで活力の湧かない日々を受け入れるのではなく、自分でその状況を変えることが望ましいと思い、オリンピック組織委員会で契約職員として働き、その後はマラソン業界に転職しました。

これまで数多くの困難がありましたが、その過程で結婚もでき、とても多くのことを学び、日々の充実感を得ることができました。

コロナ禍を経て今思うことですが、この約3年間は自分を見直す、そして参加する大会を見直す、とても良い準備期間になりました。
2022年の冬、3年ぶりにウルトラマラソン(沖縄100K)を走りました。嬉しさのあまりスタート前から涙が溢れそうになり、ゴールしたときは、3年間ウルトラマラソンが走れなかった想いが込み上げました。本当に楽しかった。心から楽しかった。大会に関わる全ての方々に深謝いたします。

ウルトラマエストロをいただいたことを励みに、これからも道がある限り走り続け、ウルトラマラソンのことを好きになってくれる人が1人でも増えるよう私自身もまわりに働きかけ、精進したいと思います。

ウルトラマエストロのページ:https://ultramaestro.jp/prize/